アフリカで見る事のできる野生動物たちの特徴を見てみましょう。
「リカオン」日本ではあまり馴染みのない動物と言え、大きくて丸い耳と、体のブチ模様が特徴でしょう。1組のリーダー格のカップルを中心にして十数頭の群れを形成していると言われています。
よくテレビなどで大移動を目にする「ヌー」は、メスも角を持っており、オスの縄張り意識は繁殖期にのみ働くと言われているようです。現地では「ワイルド・ビースト」とも呼ばれており、子供は毛の色が薄いのも特徴と言えるでしょう。
地元で「青いジーンズを履いた牛」と変わった呼ばれ方をされているのが、「トピ」と呼ばれる動物で、その名の通り肩や脚が青くなっているウシ科の動物でしょう。こちらもメスに角があるとされています。
敵から身を守る姿が呼び名として定着したのが「ウォーターバック」でしょう。首とお尻に白い輪の模様があるのが特徴で、敵を察知すると水辺に逃げていくことから名前がつけられたと言われています。こちらはオスメスの区別が分かりやすく、メスには角がないようです。
脚力で有名なのが「インパラ」でしょう。なんとその脚力は、ジャンプが10メートルにも及ぶと言われています。
とても大きな角を有したオスが有名なのが「クドゥ」でしょう。メスには角がなく、オスのみに大きな角が生えると言われており、その長さは3歳ごろには120cmにも達していると言われています。
同じく角に特徴がある動物として「ゲムスポック」が挙げられるでしょう。日本では「オリックス」と言った方が馴染みがあるかもしれませんね。オスメスともにまっすぐに伸びる長い角が特徴とされていますが、よく観察してみるとメスの角の方が細くて短いことがわかるでしょう。
サファリにはこのように様々な特徴と生態をもった動物たちが生活しており、その姿は厳しくも美しいと言えるのではないでしょうか。