日曜日, 11月 29

貧困と避難民対策が急務な中央アフリカ

いつの時代もクーデターによる政権交代で世情が安定しない「つけ」はその国民に向けられるという代表のような中部アフリカの国「中央アフリカ(中央アフリカ共和国)」。アフリカ大陸のまさに中央に位置し、国土は日本の約2倍弱。もともと西欧列強国進出以前は国自体存在していなかったと言われています。フランス植民地時代を経て1960年独立がクーデターによる政権交代の歴史の幕開けとなってしまいました。2013年政府と反政府勢力セレカ間で停戦が合意されたのも束の間、同年セレカの合意違反で首都バンギが占拠され、当時のボジゼ政権が崩壊,セレカ指導者のジョトディアが大統領に就任し、憲法無効化,内閣の総辞職や議会解散と矢継ぎ早に政権基盤を覆し、また元兵士たちへの賃金未払いから不満が募り、市民からの金品略奪が繰り返えされ、しまいには「国境なき医師団」襲撃にまで及び、全く収拾がつかない状態が続き、経済も低迷。もともと地下資源であるダイヤモンドや木材輸出に頼っていたものの、内陸国としての弱みと言われる輸送コスト増大が響き、これに追い打ちをかけた状態が続いています。日本政府も同国内の政情不安がきっかけで大使館が廃止となり、当然のごとく日系企業も進出を検討さえしないというまさに「日本に縁のない国」と化してしまっています。紛争が収まらないことによる貧困と100万人と言われる国内外への避難民が同国の早急な手当てが待たれる状況が続いています。