金曜日, 7月 10

魅力とポイント

多数の民族があり、言語や文化が多様に見られることから別名「レインボー・カントリー」と呼ばれる南アフリカでは、文化や歴史的な面からの学びや発見とともに、大自然のダイナミックな変化を感じられるのも魅力と言えるでしょう。

南アフリカの人気の秘密は、ズバリこの圧倒的スケールの大きさと言え、内陸から海岸まで自然の生み出してきた造形を多く見られる点にあるのではないでしょうか。

このようなスケールの大きな自然の中で野生動物たちの営む生活は厳しく、その過酷さが垣間見えるからこそ、その姿が美しく、人間の営みを考えさせられてしまうと言えるでしょう。

もちろん、観光地として人気なのは大自然だけではなく、そこから受ける豊富な食材と、様々な文化が混ざり合うことで生まれる食文化の豊かさという点も挙げられるでしょう。独特の料理も誕生しているほか、高品質なアフリカワインも人気の秘密と言えるでしょう。

南アフリカの歴史には多くの苦難があり、それを乗り越えて生き続けてきた原住民の姿にも感銘を受けることも、旅行者にとって刺激的な経験となっているのではないでしょうか。アートの発信も盛んで、生活に寄り添っているという点から、観光客の多く訪れる都市などではストリートパフォーマンスのダンスや歌にも原住民の魂を感じることができるでしょう。

物価としては地方へ行くほど安く感じられるでしょうが、観光地での滞在だけであればほとんど日本と変わらないと考えておくと良いでしょう。残念ながら大都市は一人歩きは危険と考えられますが、観光地や地方では比較的心配は要らないと言えるでしょう。シーズンは目的によって違い、野生動物を見たい場合には4月~10月が良いのではないでしょうか。

ナミブ砂漠

「世界最古の砂漠」はどこにあるでしょう?この問いにどのくらいの人が答えることができるでしょうか。それは真っ赤な大地が印象的な「ナミブ砂漠」と言われています。

砂漠のイメージと言うとエジプトという印象が強い人が多いかもしれませんが、この美しい砂漠はナミビアの西に位置する世界最古の砂漠として知られているのではないでしょうか。

その起源は約8000万年前とも言われています。この砂漠が人々を魅了し続けているのは、真っ赤に染まる砂丘が連なった「ソススフレイ」と言えるでしょう。

緩やかな斜面は、まるで生きているかのように線を描きながら広がり、太陽の光と、その影とによって、1秒たりとも同じ景色は見れないと言われています。さらに、南側へと進んでいくと、太陽で赤く染まった砂の丘に囲まれて、枯れた木が大地に刺さる「デッドフレイ」と呼ばれる絵画のような印象的な景色が現れてくるでしょう。

今でこそ多くの観光客が訪れているようですが、まるで現実とは思えないような世界が広がっているのを確かめることができるでしょう。一瞬、この世の全ての生き物が消え、時間が止まってしまったのではないかと錯覚してしまうほど圧倒的な姿がそこにあると言えるでしょう。

このソススフレイは、いくつもロッジが点在しており、中には砂漠では想像もできないほどの豪華なロッジもあるようです。しかし、もちろん砂漠の風景を壊すことのないナチュラルな佇まいで、一面ガラス張りの客室もあり、星空を眺めながら眠りにつく贅沢さは他では経験できないと言えるでしょう。

希望者にはガイドをつけて朝と夕方に砂漠を散策することもできるようです。まるで別世界とも言える体験はアフリカならではと言えるでしょう。

ビクトリアの滝

ザンベジ川は、アフリカ南部を流れる川で、ナイル川、ザイール川、ニジェール川に次ぐ長さを有する川とされ、水源であるアンゴラの奥地からザンビアの西側を縦断し、ザンビアとジンバブエの国境線を形作りながら、インド洋とモザンビーク海峡へと流れる、大陸4番目に長い川とされています。

かの有名なビクトリアの滝は、そのザンベジ川の中程にあり、世界一有名とも言えるナイアガラの滝や、南米のイグアスの滝と並んで、世界三大の滝であると数えられています。

このビクトリアの滝は、スコットランドのデイビッド・リビングストンという探検家によって発見され、当時、イギリスの女王の名前に因んで命名されたと言われています。これは世界に知られる名前であり、現地の人々からは「雷鳴の轟く水煙」という意味である「モシ・オァ・トーニャ」という名前で呼ばれていたようです。この呼び名は実際にこの滝を訪れたことのある人は即座に頷ける呼称と言え、ザンベジ川を流れる穏やかな水からは想像もつかないほどの轟音を持って滝壺へと落ちていく水は、約150メートルもの水煙となり空へ舞い上がる姿が圧巻と言われています。

季節などよって水量も変化するため、水量の多い季節にはその水煙がまた雨かと思えるほどに頭上に降り注ぐという体験もできるようです。このような体験は、まさに広大な自然だからこそであり、現地に赴かなければできないものと言えるでしょう。「ただただ言葉を失って見入る」そんな自然の脅威に触れてみると、日常を見る目が大きく変わるのでは無いでしょうか。

ザベンジ川の周辺にはワニやカバといった動物の姿も見られるほか、ビクトリアの滝の上流ではクルーズも楽しめるようです。滝の下流は、ホワイトウォーターラフティングの名所としても有名で、渓谷では、ワイヤーアクティビティも楽しめるため、充実した旅行になること間違いなしと言えるでしょう。